インプラントの基礎知識
歯科で用いられるインプラント
現代の医療において人工物を体内で使用するインプラントは、以前にも増して普及をすることになってきています。数あるインプラントの中でも特にその普及率や完成度の高さで注目を集めることになっているものが、義歯をはじめとして歯科の分野で用いられるインプラントであるとされており、単にインプラントといった場合に義歯としてのインプラントを指すことが一般的とされているほどです。
歯科の分野で使用されるインプラントの最大の特徴は、本来の歯とあまり変わらない状態まで治療を行うことができ、従来の歯科治療で主流となっていたブリッジや有床義歯と比較しても優れた治療法であるとされています。
インプラントのような義歯を人の体に試用するという考え方は太古から存在し。紀元の2世紀から3世紀のローマの遺跡から、インプラントを使用された形跡のある人骨が発見されたことや、紀元7世紀のマヤ・アステカ文明の遺跡からも、インプラントを使用した形跡の見られる人骨が発見されたことなどが記録に残っています。
実際に臨床としてインプラントが使用されることになったのは1910年のことであり、それ以来急速にインプラントの技術が発達していくことになります。中でも大きな発見とされるのが、オッセオインティグレーションという現象でチタンが人骨と結合するというものです。
この発見以来インプラントに使用される金属にはチタンが採用されることとなり、従来の義歯と比較しても高い制度を誇るようになりました。現在でも効果的な歯の治療としてインプラントは重要視されているものです。